10年前の体重と現在の体重の差はどのくらいありますか。
「大幅に増えたし見た目も明らかに…」という人も少なくないですよね。
そういう人は体脂肪もドーンと増えているんじゃないかと思います。
「体重はそれほど変わらないけれど、お腹がぽっこりしてしまった」という人も要注意です。
体脂肪による肥満測定は、体重に対する脂肪の割合で判断します。
だから、体重が少なくても体脂肪率が高ければ「肥満」という判定なんですね。
体重-体脂肪(体重×体脂肪率)=除脂肪体重
除脂肪体重は骨、筋肉、血液、内臓など脂肪以外の重さの合計です。
体重はそれほど変化がなかったけれど、体脂肪率が増えたという人は、この除脂肪体重が減ったということになります。
血液や内臓はあまり減りそうにありませんから、筋肉が減ったか骨量が減ったか…?
どちらも40代あたりからは気をつけておいたほうが良さそうですね。
肥満測定は体重だけでも見た目だけでも判断できません。
きちんと体脂肪率を測ることから始めてくださいね。